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大型一種免許取得体験記

運転免許
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はじめに|なぜ大型免許を取ろうと思ったのか?

今回は、私が2020年に大型一種免許を取得したときの体験談をまとめます。
実際にかかった費用や教習の流れ、さらに教育訓練給付金制度を使って6万円が戻ってきた話も紹介します。

私はもともとIT業界で20年以上働いているのですが、ここ数年、技術の進化があまりにも早く、ついていけなくなったらどうなるのだろう?IT以外ですぐに働くために必要なものは何だろう?と考えて浮かんだのが、「『手に職』になる資格」でした。

中でも運転免許は、業界や地域を問わず活かせるスキル。
需要も安定していて、すぐに仕事につながるという安心感がありました。

こうして私は、大型免許を皮切りに、けん引や大型特殊など、次々と免許取得にチャレンジしていくことになります。

教習所選び|自分が選んだのは埼北自動車学校

私が通ったのは、埼北自動車学校でした。
自宅から徒歩圏内に大型一種免許を取得できる教習所はあったのですが、教育訓練給付金の対象になっていなかったため、給付金制度に対応している教習所を条件に探しました。

その中で埼北自動車学校は、自宅から電車で一本、駅前にあるので電車で通いやすく、立地が便利だったこと、そして土日にも教習が受けられる点が自分のスケジュールに合っていたため、最終的にここを選びました。

教育訓練給付金を使った話

もともと教育訓練給付制度は知っていたのと、すでに利用の対象になっていることは知っていたので、いずれ利用して資格取得をしたいと思っていました。
煩雑な手続きが必要なんだろうと思っていたら、そんなに手間がなく利用することができました。

教習所の事務員のヒトは大きな手間がかかるのだろうけど、普通に受講料を支払って、卒業のタイミングで書類を一枚出してもらうだけ、そしてその書類をハローワークに持っていくだけで受講料が返ってきました。

そしてもう一つありがたかったのが、給付金の対象者となると、入校のタイミングですべての予約を取ってくれることです。
受講期間が決められているからなのかな?2段階までの予約をすべて取ってくれたので、受講予定を見ながらスケジュールを立てることができました。

教習の流れとスケジュール

入校したのが2020年7月25日で、卒業したのが9月20日
通学で、土日がメインの週に2回ほどのペースでした。
途中に教習所のお盆休みが挟まったので、1段階の途中で10日ほどブランクが空いたことを除けば、ほぼ土日だけで卒業できました。(1段階の修了検定だけ、平日に有給休暇を入れて受検しました)

入校申し込みで一度教習所へ行き、翌日が入校式と適性検査。適性検査後に実際の教習スタート。

1段階で11時間の実技(1日2時間まで・6回通学)、2段階で15時間(1日3時間まで・6回通学)の教習と、1段階の修了検定と卒業検定を受けなければいけないので、申し込みで一回・適性検査で一回・教習と検定で16回教習所に通ったことになります。

埼北自動車学校で大型一種を取るときのポイント

大型トラックの駐車場所がS字クランク内!

トラックが止まっているのは、大型用のS字クランク内。
ここでトラックの乗り降り、エンジンのかけ方、発進・停止の基本を教わりました。

S字クランク内が駐車スペースということは、教習の終わりもS字クランクを通らないと駐車できないということ。

1段階の初回教習から、S字クランクを通ることになります。

路上教習に出る瞬間が難易度高し!

教習所から路上に出る場所は、以下画像の「コース」と書かれたところから、踏切を渡っていくコース。
乗用車同士でのすれ違いができない幅の踏切を、大型トラックで抜けなければいけない。
万が一立ち往生でもして電車を止めたら大変なことになるなぁ、というプレッシャーは半端ない。

そして、踏切を渡り、住宅街を抜けた先にある丁字路。
少々鋭角になっていて、右折(騎西方面)のコースだと曲がりやすいけど、左側に住宅のブロック塀や標識があるからオーバーハング(ケツ振り)に気を付けないといけない。
教習で数回左に曲がらないといけないコースがあるのだけど、左折をするときは、対向車線に大きくはみ出すことになるので、頭を出すタイミングが重要なのと、ハンドルを切るタイミングが遅れると切り返しが必要となって、パニックになる!

路上コースは、割と走りやすいコースが多かった印象。地域的にも歩行者や自転車に出くわすことが少ないのはありがたかった。
土日がメインの教習だったので、近隣のホームセンターの渋滞が発生することがあり、特に渋滞中の右折は難しい。

この交差点、「149」を下方向から走ってきて、カワチ薬局の方向「151」へ向けて右折するのだけど、土日は右折車がいっぱいいるのと、右折先の道路が渋滞していることがよくあるのです。
右折レーンに入りたいけどゼブラゾーンを踏んで入ってもいいのか(←右折レーンにいっぱい車がいたら入ってもOK)、右折の先頭になった時に曲がれず赤信号になってしまった時にどうするのか、というのは教習中にしっかり確認しておいたほうがいいポイント。
ここがみきわめをもらう時だったか、卒業検定だか、重要な場面のコースに含まれていたから、教習中にしっかり確認しておくべし。

費用の内訳と実際にかかった金額

総額は約27.3万円。その内訳は以下のとおりです:

  • 支払総額:333,950円←入学手続き時に支払った金額
    (入学金:77,000円・教本代:1,650円・適性検査料:2,200円・学科料金:3,850円・技能教習:249,250円)
  • うち、給付金対象となる金額:302,225円※この金額から20%が給付される
  • ハローワークから振り込まれた金額:60,445円
  • 実質負担額:273,505円

教習はオーバーすることなく全部一発合格できたので、追加費用は発生しませんでした。

まとめ|これから大型免許を取る人へ一言

大型免許は「難しそう」「高そう」と思われがちですが、乗用車しか運転したことのない私でも取得することができました。

教官の皆さんも丁寧にわかりやすく教えてくださったので、埼北自動車学校での免許取得、お勧めします。

特に教育訓練給付金制度は使わないともったいないので、大型免許を取ろうと思っている方はぜひチェックしてください。



▶ 教育訓練給付金制度について詳しくはこちら

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