PR

免許別の教習費用まとめ|大型・二種・けん引の料金比較と教育訓練給付金シミュレーション

この記事は約6分で読めます。

免許別の教習費用と教育訓練給付金シミュレーションまとめ【大型・二種・けん引・大特】

このページでは、私が実際に取得した大型一種・大型二種・けん引・大型特殊を中心に、
おおまかな教習費用の目安と、教育訓練給付金を使った場合にどれくらい戻ってくるかをまとめました。

金額はあくまで目安ですが、「どの免許でどれくらい費用がかかり、給付金を使うといくら節約できるのか」をイメージするのに役立つと思います。

教育訓練給付金そのものの仕組みや申請手順は、こちらのページで詳しく解説しています。
教育訓練給付金/教育訓練給付制度の解説と体験談


免許別・教習費用の目安と給付金シミュレーション一覧

まずはざっくりとした比較表です。実際の費用は教習所によって変わるため、「だいたいこのくらい」の目安として見てください。

免許種別 教習費用の目安 給付金額の目安 自己負担の目安
大型一種免許 250,000〜350,000円 50,000〜70,000円 200,000〜280,000円
大型二種免許 350,000〜450,000円 70,000〜90,000円 280,000〜360,000円
けん引免許 80,000〜120,000円 16,000〜24,000円 64,000〜96,000円
大型特殊免許 80,000〜120,000円 16,000〜24,000円 64,000〜96,000円

※上記はあくまで目安です。実際の料金は必ず各教習所にお問い合わせを。


大型一種免許×教育訓練給付金

大型一種免許で一般教育訓練給付金の対象講座を受講した場合、
「費用の20%(上限10万円)」が戻ってきます。

大型一種免許で特定一般教育訓練の対象講座を受講した場合、
「費用の50%(上限25万円)」が戻ってきます。

  • 教習費用の例:300,000円
  • 一般教育訓練給付金:300,000円 × 20% = 60,000円
  • 実質自己負担:240,000円
  • 教習費用の例:300,000円
  • 特定一般教育訓練給付金:300,000円 × 50% = 150,000円
  • 実質自己負担:150,000円

私の場合は、埼玉県加須市の
埼北自動車学校で一般教育訓練給付金制度を活用して大型一種を取得し、
実際に教習料金の20%がハローワークから支給されました。

大型一種の教習内容や体験談はこちらにまとめています。
大型一種免許のまとめ・体験記


大型二種免許×教育訓練給付金

バスドライバーを目指す人や、旅客輸送を行う仕事で必須になるのが大型二種免許です。
私が入学した「行田自動車教習所」は大型二種の特定一般教育訓練に指定されており、
最大50%(私が取得した時点では40%)の給付を受けることができました。

  • 教習費用の例:400,000円
  • 特定一般教育訓練給付金:400,000円 × 50% = 200,000円
  • 実質自己負担:200,000円

大型二種の教習内容・費用・実際の流れは、こちらのページで詳しく解説しています。
大型二種免許の教習内容・費用・取得体験談

また、埼玉県内で大型二種が取れる教習所を探したい場合は、こちらの一覧が便利です。

埼玉県の二種免許対応教習所一覧(給付金対象○△×つき)


けん引免許×教育訓練給付金

けん引免許は、大型トレーラーやキャリアカーなどを運転するために必要な免許です。
一般教育訓練給付金や特定一般教育訓練給付金の対象講座になっている教習所もありますが、全ての教習所が対象というわけではありません。

  • 教習費用の例:100,000円
  • 一般教育訓練給付金(対象講座の場合):100,000円 × 20% = 20,000円
  • 実質自己負担:80,000円

私が取得したときは、前回の給付から3年経っていなかったため制度の対象外で、
教育訓練給付金は使わず、なるべく安い教習所を探して通いました。

埼玉県でけん引免許を取りたい方は、こちらの一覧から給付金対象校を探すのがおすすめです。

埼玉県でけん引免許が取れる教習所一覧(給付金対象つき)


大型特殊免許×教育訓練給付金

大型特殊免許は、ショベルカーやホイールローダーなど、特殊車両を公道で運転するために必要な免許です。
一般教育訓練の対象講座になっているケースもありますが、こちらも教習所ごとに対応状況が大きく異なります。

  • 教習費用の例:90,000円
  • 一般教育訓練給付金(対象講座の場合):90,000円 × 20% = 18,000円
  • 実質自己負担:72,000円

私が取得したときは、けん引と同様に給付制度の利用条件を満たさなかったため、
給付金なしで、費用の安い教習所を選んで通いました。


どの免許から取るべき?費用とキャリアのバランス

費用とキャリアの観点で見ると、個人的には次のような順番で検討するのがおすすめです。

  1. 大型一種免許:まずは「大型車に乗れるようになる」ベースアップ
  2. けん引免許・大型特殊免許:仕事の幅を広げるためのプラスα資格
  3. 大型二種免許:旅客輸送(バスドライバーなど)を本格的に目指す人向け

いきなり全部を一度に取るのではなく、給付金の利用間隔(3年以上)も踏まえて計画的に取得するのがポイントです。


教育訓練給付金を前提に教習所を選ぶときの注意点

  • 給付金対応講座は事前にハローワークでの確認・手続きが必要な場合がある
  • 教習所が「指定講座」として登録されているか必ず確認する
  • 合宿免許でも対象になるが、事前確認は必須
  • 特定一般教育訓練は入校1か月以上前の手続きと、キャリアコンサルティングが必要になる

手続きの流れや必要書類については、こちらのページで具体的なステップをまとめています。
教育訓練給付金/教育訓練給付制度ってなに?(体験談つき)


まとめ|「免許の費用」は給付金を前提にシミュレーションしよう

大型や二種、けん引・大特といった免許は、どうしても教習費用が高額になりがちです。
しかし、教育訓練給付金をうまく活用すれば、数万円〜十数万円単位で自己負担を減らすことも可能です。

これから免許取得を考えている方は、
「どの免許にいくらかかるのか」「給付金を使うといくら戻ってくるのか」を事前にシミュレーションしつつ、
自分に合った教習所を選んでみてください。

埼玉県内の教習所一覧や、実際の教習体験談もあわせてチェックしてもらえると、イメージがつかみやすくなると思います。
埼玉県の教習所一覧・給付金対応まとめ

タイトルとURLをコピーしました