修了検定の概要
第一段階を無事にクリアすると、次に待っているのは「修了検定」。限られた所内で、坂道発進や路端停車、隘路の通過など、習得した技術を披露する試験です。さらに、指定速度(狭いコースで40キロはかなり恐怖!)まで加速する課題も含まれます。
検定当日の流れ
検定当日、自分は3番手。試験の注意事項やコース説明を受けた後、1番手の受験生が運転席へ、2番手は後部座席に同乗します。私は2番手の後部座席に乗り、自分が運転するときには1番手の受験生が後ろに乗ることに。1番手の走行中、私は自由時間だったので、どんな運転をするのか眺めながら喫煙所で一服。久しぶりの免許試験に緊張していました。
教習中に指摘された運転のクセ
第一段階11時間の教習で、長年の運転で染み付いたクセを指摘されることも。
右左折の基本動作をもう一度!
特に右左折の基本は忘れていて、合図のタイミングや走行位置など、昔習ったはずのことが抜けていました。
普段は原付にも乗るので、巻き込み確認は常に意識していますが、左折時の「あおりハンドル」はNG。道路交通法第三十四条第一項にある「左側端に寄り、左側端に沿って徐行する」ルールを再確認しました。
クラッチ操作の課題
クラッチ操作も課題でした。狭い教習所内では頻繁に加減速するため、無意識にクラッチに足を置いてしまいがち。昔マニュアル車で通勤していたクセで、教官から「無意識に半クラッチになることで車の寿命を縮める」と指摘されました。
この辺も注意しながら、検定に臨もう!としっかり復習しました。
実際の検定と指摘
検定は普段の教習と同じコースだったので、大きな問題もなく終了。
ただ、坂道を下った先の右折で、左後方のオーバーハングが壁に近づきすぎて危険だったと指摘されました。坂道を降りた道が狭く、ハンドルをつい多めに切ってしまいがちです。
結果発表と仮免取得
無事一発合格をはたし、「仮免許」を取得することができました。